設備関連
Vet Scan導入しました。(小動物さんの血液検査も可能に!)
2020.12.15
小動物(ハリネズミ、フクロモモンガ、チンチラなど)の診察も行っているアリバ豊中動物病院です。
当院では身体の小さな動物さんの血液検査も行えるように少量(2滴くらい)の血液で検査可能なVet Scanを導入致しました。
これである程度全身状態が確認できるようになりました。
血液検査が可能になることで何となく体調が悪い、原因がはっきりしない食欲不振などの症状のペットさんにより詳しく検査し原因に近づくことが出来るようになりました。
小動物さんの病気でお困りの際には是非ご相談下さい。
そしてこの機械は小動物さんだけじゃなく、ワンちゃん、ネコちゃんなどの幅広い動物に使える機械です。
体調が悪くて血液が少量しか取れないワンちゃん、ネコちゃんでも幅広く血液検査が出来るようになったので採血の難しいコも少し安心になりました。
循環が悪くなりやすい高齢のペットさんやすぐに動いてしまうペットさんで血液検査をお考えの際は良かったらお声掛け下さい。
この機械のすごい所は今まで外注検査に出していた甲状腺ホルモンの検査(T4)が院内で測れるようになりました。
甲状腺機能低下症の疑いのあるワンちゃんや、甲状腺機能亢進症の疑いのある猫ちゃんの検査やモニタリングにも活躍してくれます。
高齢のワンちゃん、ネコちゃんはホルモンの病気をもっていることが多くなってきます。若いころに比べて少し異変を感じている場合は一度ホルモン検査を含めた血液検査を実施しておくと良いですよ。
アリバ豊中動物病院
お知らせ
ペットドック受診される方へ
2020.11.29
アリバ豊中動物病院ではペットの健康診断(ペットドック)を冬季に行っています。
今日はペットドックを受診される方へ当日のスケジュールとお知らせをご案内をさせていただきます。
まず午前中にお預かりします。(なるべく10時くらいまでにお預かりできると助かります)エコー検査や血液検査の結果に影響するので朝ごはんは食べないで来院してください。(飲水は大丈夫です。)
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検査のコースにもよりますがじっくり検査させていただくため検査終了の目安は14時くらいになります。
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お迎えは午後の診察時間内(16時~19時)にお願いしています。(コースによって、もしくは検査が早く終わった場合は早めに迎えに来てもらうこともあります。)
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2週間ほどで外注検査の結果と検診内容のまとめた冊子が完成するので、結果を受け取りに来ていただいてご説明させていただきます。
・ペットドックのご予約はお電話か直接窓口にて承っております。(ネットからは予約出来ません。) Tel 06-7777-3702
・食べ物は当日(日付が変わってから)は食べないで来院して下さい。飲水は問題ありません。
検査終了後に食べ物をあげたい方は検査後に与えるフードをご持参下さい。
・当日可能でしたら採便・採尿の上、ご持参下さい。取れない場合は病院で採取するか後日取れた時に持参してもらうことも出来ます。
ご不明点やお問合せがございましたらお気軽にお問合せ下さい。
お知らせ
駐車場のご案内
2020.10.14
桃山台駅が最寄り駅の動物病院 アリバ豊中動物病院では駐車場を完備しております。
駐車場から徒歩1分(以内)ですが駐車場の場所から当院が見えないため場所が分かりにくいかもしれません。
以下の記事で駐車場の場所を案内していますのでご確認下さい。
第二駐車場を以前用意しておりましたが、より近い第一駐車場に3台分の駐車スペースを借りることが出来たため第二駐車場は現在スタッフ用の利用とさせていただいております。ご了承ください。
アリバ豊中動物病院
設備関連
眼科検査機器(スリットランプ トノペン)
2020.10.13
北摂エリアの新千里南町にあるアリバ豊中動物病院です。
当院では眼科診療も行っています。
今日は当院で眼科診療に用いている検査器具のご紹介です。

目の状態を観察する際に用いる細隙灯顕微鏡(スリットランプ)は目を拡大して小さな病変を見やすくするだけでなく細い光(スリット)を用いて病変のある位置を特定したり、白内障の診断、ブドウ膜炎の程度の判断、角膜の傷を染める色素を発色させる光を当てて傷の深さや周辺の観察をしたりするのに活躍します。
目が赤い、目やにが出る、目が白くなってきた気がする・・・etc 目に異常を感じた場合はお気軽にご相談下さい。
大抵のコは麻酔をせずにすぐに検査を実施できます。
もう一つ眼科検査の器具をご紹介します。これはトノペンといって眼の眼圧を測定する機械になります。
緑内障やブドウ膜炎の診断の時に活躍します。
急に眼を気にする、涙が増える、眼が赤いなどの症状の中には緑内障やブドウ膜炎の子も少なくありません。
早く診断し治療しないと失明してしまう可能性のある病気がひそんでいるので眼の病気は油断できません。
また、痛みのせいで食欲や元気がなくなる子もいます。目に異変を感じた場合は早めの受診をお勧めします。

当院では高度な手術(白内障の手術など)が必要な方などは眼科専門医の先生をご紹介し連携して治療にあたります。
眼のことで心配なことがある方は些細な事でも大丈夫ですので是非ご相談下さい。
アリバ豊中動物病院
06-7777-3702
お知らせ
第二駐車場閉鎖のご案内
2020.10.12
豊中市新千里南町にあるアリバ豊中動物病院です。
第二駐車場を廃止して第一駐車場に統合する形となります。
第一駐車場の駐車可能台数が増えて4台駐車が可能となりました。
駐車場がいっぱいで停めれない場合(もしくは大きな車などで駐車が困難な場合)は近隣のパーキングをご利用の上スタッフにその旨お伝えください。
手術関連
外科用 血管シーリングシステム導入しました
2020.09.30
吹田市の桃山台駅から徒歩圏内、二ノ切池公園の隣にあるアリバ豊中動物病院です。
当院では、より安全な手術を提供できるようベッセルシーリングシステムの「ENSEAL」と超音波凝固切開装置の「SonoSurg」を導入致しました。

これらは血管を超音波や電気の力を使って止血し同時に切開もできるエネルギーデバイスです。
子宮卵巣摘出手術や脾臓摘出、軟口蓋の手術などで今まで以上にスムーズな手術が可能となります。
通常の手術の際は血管を一つ一つ糸で縛り止血をした上で切離を行っていますが、これらの機器を使用することでオペ時間の短縮と体腔内に糸を残さず手術をすることが可能になります。
止血の為に使われる糸(縫合糸)は改良されてきているため昔に比べると糸に対して過剰な反応を起こす症例は少なくなってきていますがダックスさんを始めとして一部の子では糸に過剰な反応を起こして縫合糸反応性肉芽腫という腫瘍を作ってしまうことがあります。
卵巣子宮摘出術(いわゆる避妊手術)や精巣摘出術(いわゆる去勢手術)などで体腔内に糸を残さない方法での手術を御希望の場合はオプションで糸を使わない方法で実施することが可能です。詳細は獣医師までお尋ねください。
二つとも似たような仕事をする機械ですが長所と短所がそれぞれあります。
例えばSonosurgは先端が細い分細かい操作が必要なところでは威力を発揮しますが先端が高温になりやすいので周辺組織へのダメージに気をつける必要があります。
Ensealは先端がSonosurgに比べると太いですが先端の温度が上がりすぎることが無いので周辺へのダメージが少ない傾向にあります。
実際の手術の際にはどちらを使っても問題ないことがほとんどですが細かい部分や繊細な部分ではこだわって使い分けて手術を実施します。
これらのデバイスのお陰で手術時間が短くなることで患者さんの麻酔の負担を減らすことが出来ることと、手術時間が長引いて午後の診察に影響が出ることを防ぐことにもつながります。
手術は動物さんにとっても負担の大きい処置ですのでなるべく負担が少ない手術が提供できるように設備の面でも技術の面でもアリバ豊中動物病院はより良い動物病院になれるよう日々進歩し続けていきます。
手術のことで分からないことや相談したいことがありましたら気軽にご相談下さい。
アリバ豊中動物病院
設備関連
ICU導入しました
2020.08.13
豊中市の動物病院、アリバ豊中動物病院です。
平日は早朝7時から診察開始しているので緊急の症例のドロップオフ診察(日中お預かりして検査や治療を行う診察)や簡単な診察(ワクチンのみの診察など)は是非ご活用下さい。
さて、早朝診察を行っていることもあり重症の患者さんの来院も増えてきました。
呼吸に関連した重症例も安心して治療できるように湿度・温度調整付きのICUを導入致しました。

今までの簡易酸素室では預かれなかった大きめのワンちゃんも入ることのできる大きさのお部屋もございます。
呼吸器の病気や心臓病を持っている患者さんの悪化時にも対応できるよう夜間救急での勤務経験を生かし今後も診療に精進してまいります。
咳や疲れやすさ、息切れなどの症状を感じた場合はお気軽にご相談下さい。